運行データと燃料費をまとめ、車両ごとの収支を毎日見える化

これは、よくあるご相談をもとに作成した架空のモデルケースです。企業名・数値は説明のためのもので、実在の企業や実績ではありません。
車両別の収支の確認
現状
月1回
想定
毎日
月末の集計作業
現状
約3日
想定
約1時間
空車で走る距離の割合
現状
把握できず
想定
ルート別に毎週確認
Background
想定する状況
J社は春日井市を拠点に、食品や日用品の配送を行う運送会社です。トラック45台で、県内の店舗配送と中部圏の中距離輸送を担っています。
燃料費や高速代の高騰が続くなか、どの荷主・どのルートが利益を生んでいるのかを知りたいと考えていました。しかし運行データはデジタルタコグラフ、燃料費はカード会社の明細、売上は配車担当のExcelと別々にあり、経理の担当者が月末に数日かけて突き合わせている状態です。
Challenges
導入前の課題
Issue 1
車両ごとの収支が月1回しか分からない
集計に時間がかかるため、採算の悪いルートに気づくのが翌月以降になり、手を打つのが遅れています。
Issue 2
データの形式がばらばら
運行データ・燃料の明細・配車表で車両の呼び方や日付の形式が違い、突き合わせのたびに手作業の修正が必要です。
Issue 3
荷主との値上げ交渉の根拠がない
運賃の見直しを相談したくても、ルートごとのコストを数字で示せず、交渉の材料がそろいません。
Approach
Arcleの支援内容
- 1
1ヶ月目
データの棚卸しと指標づくり
社長・配車担当・経理の方と一緒に、毎日見たい数字を決めます。
- 運行データ・燃料明細・配車表の項目を洗い出し
- 車両・荷主・ルートの呼び方を統一したマスタを作成
- 「1台1日あたりの粗利」など、判断に使う指標を定義
- 2
2ヶ月目
データを自動で集める仕組み
毎日の運行データと明細を、手作業なしでまとめます。
- デジタルタコグラフのデータを毎朝自動で取り込み
- 燃料カードの明細と配車表を車両マスタでひも付け
- 高速代・人件費を含めた車両ごとのコストを自動計算
- 3
3ヶ月目〜
ダッシュボードの公開と定着
配車担当がスマートフォンでも確認できるようにし、会議での使い方まで支援します。
- 車両別・荷主別・ルート別の収支ダッシュボードを公開
- 週1回の配車会議で使う画面を一緒に設計
- 荷主との交渉資料として使える、ルート別の原価表を作成
Expected Results
想定される効果
採算の悪いルートにすぐ気づける
車両ごとの収支を毎日確認できるため、燃料費の上振れや積載率の低いルートに早く手を打てます。
月末の突き合わせ作業がなくなる
データが自動で集まるため、経理の担当者が数日かけていた集計作業がほぼ不要になります。
運賃の交渉に根拠を示せる
ルートごとの原価を数字で示せるようになり、荷主との運賃の見直しを相談しやすくなります。
支援のポイント
運送業のデータ活用は、最初に「車両」「荷主」「ルート」の呼び方をそろえることが一番の近道です。マスタが整えば、あとは仕組みが毎日自動で数字を出してくれます。
その他のモデルケース
一覧を見るExcelの手集計をやめ、Power BIで売上をリアルタイムに可視化
卸売業B社 / 従業員80名
データ活用Excel集計に毎月3日。バラバラだった売上・生産データを経営ダッシュボードに統合
自動車部品製造業 C社 / 従業員60名
データ活用5店舗の売上・人件費・原価を、店長がスマホで見られるダッシュボードに
飲食チェーンK / 従業員120名(パート・アルバイト含む)

