取引先から届いたセキュリティのチェックシートに、対策と回答を一緒に準備

これは、よくあるご相談をもとに作成した架空のモデルケースです。企業名・数値は説明のためのもので、実在の企業や実績ではありません。
「できている」項目
現状
約45%
想定
約85%
回答書の準備にかかる時間
現状
見通し立たず
想定
約2週間
サポート切れOSのPC
現状
12台
想定
0台
Background
想定する状況
I社は刈谷市で金属部品の加工を行うメーカーです。取引先の多くは自動車関連の企業で、近年はサプライチェーン全体でのセキュリティ対策が求められるようになっています。
ある日、主要な取引先から100項目を超えるチェックシートが届き、期限までの回答を求められました。社内には総務と兼任の担当者しかおらず、質問の意味が分からない項目も多い状態です。工場の生産設備につながるPCもあり、「どこまでやれば良いのか」が分からずに困っていました。
Challenges
導入前の課題
Issue 1
質問の意味が分からない
専門用語の多いチェックシートで、自社の状況が「できている」のかどうかを判断できない項目が半分ほどあります。
Issue 2
対策が足りない項目がある
パスワードのルールやバックアップ、古いOSのPCなど、取引先が求める水準に届いていない項目が見つかっています。
Issue 3
毎年の回答に備える仕組みがない
一度回答して終わりではなく、毎年の見直しが求められますが、誰が何を管理するかが決まっていません。
Approach
Arcleの支援内容
- 1
1ヶ月目
チェックシートの読み解きと現状調査
項目ごとに意味を説明しながら、社内の状況を一緒に確かめます。
- チェックシートの各項目を、平易な言葉に置き換えて整理
- 事務所と工場のPC・ネットワーク・アカウントを調査
- できている・一部・できていないを一覧に
- 2
2〜3ヶ月目
優先度の高い対策から実施
取引先への影響が大きい項目から、順番に対策します。
- 多要素認証とパスワードのルールを全社に導入
- バックアップを社外にも二重化し、復元テストを実施
- サポートが切れたOSのPCを更新し、工場のネットワークを分離
- 3
4ヶ月目〜
回答書の作成と、毎年の見直し
実施した対策をもとに回答をまとめ、来年に向けた管理の仕組みも残します。
- チェックシートの回答と、根拠となる資料をまとめる
- セキュリティの社内ルールと、年間の点検スケジュールを作成
- 社員向けの標的型メール対策の研修
Expected Results
想定される効果
期限までに自信を持って回答できる
項目の意味と自社の状況が分かった状態で、根拠のある回答を取引先に提出できます。
取引先が求める水準に近づく
優先度の高い対策から実施することで、限られた予算と時間で、セキュリティの水準を着実に引き上げられます。
毎年の見直しが楽になる
点検のスケジュールと管理の担当が決まり、翌年の回答は前年の内容を更新するだけで済みます。
支援のポイント
チェックシートは「全部を一度に満点にする」ものではありません。取引先にとって大事な項目から順に手を打ち、できていない項目には改善の予定を添えて回答することが現実的です。
その他のモデルケース
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